富士登山 タイムスケジュール
初めて富士登山を計画する方向けに、五合目到着 → 七合目(鎌岩館)滞在/宿泊 → 御来光 → 登頂 → 下山までの
一般的な行程目安をまとめました。
※天候・混雑・体力・高山病の症状などで所要時間は変動します。無理のない計画の参考としてご利用ください。
ポイント:御来光を「鎌岩館で見る」か「山頂で目指す」かで、夜間行動量と混雑リスクが大きく変わります。

以下の行程は、当館をご利用いただいたお客様の行程例をもとにした「一般的なタイムスケジュール」です。
初心者の方は、“余裕時間を多め”に組むことをおすすめします。
- 想定:富士スバルライン五合目からの登山(吉田ルート)
- 鎌岩館:七合目(標高2,790m)
- 混雑の目安:金・土・連休は渋滞が発生しやすい
正午前 各地より五合目へ到着
10:00~11:00 五合目にて軽食・高度順応
五合目でも標高は約2,300mです。軽食や温かい飲み物を取りつつ、1時間ほど体を高度に慣らすのが基本です。
消化器に負担をかけないよう、山での食事はよく噛みましょう。
11:30 登山開始 ⇒ 13:00 鎌岩館到着(目安)
五合目から鎌岩館までの所要時間は、目安として約2時間30分です。
息切れしない程度のペースで、平地よりゆっくり歩くことを意識しましょう。
13:30~17:00 山小屋でリラックス(高度順応)
鎌岩館は標高2,790m。到着後は、水分補給・休息・体調確認を優先してください。
昼食、ベッドでの休息、富士山から望む景色や夕焼けを楽しみながら、無理なく過ごしましょう。
猛暑日は、鎌岩館で「早着→クールダウン」(標高2,790m)
夏の下界は酷暑になりがちです。七合目の鎌岩館は下界より涼しく、体を整えやすい環境です。
当館のチェックインは11:00から(一般的な山小屋より早め)。
混雑前にチェックイン → 売店(飲料・軽食)でひと息 → ベッドで休息 → 夕焼け、の流れをおすすめします。
17:00~19:00 夕食
登頂に備え、よく噛んでエネルギー補給をしましょう。
※高山ではアルコールが回りやすいため、飲酒は控えめにお願いします。
御来光をどこで見るかで、スケジュールが2通りに分かれます。

鎌岩館で御来光(初級者~全般向け)
20:00 消灯・就寝 ⇒ 4:30頃 起床(目安)
4:30~5:25 御来光(時期により変動)
御来光時刻は季節・天候により前後します。現地の案内をご参考ください。
5:30 山頂へ出発
日中の登山では、眼下のパノラマや雲海、景色・植物の移り変わりを楽しめます。
10:00頃 山頂に到着(目安)
10:00~11:30 山頂に滞在
お鉢巡りの所要時間目安は約1時間30分です(混雑・天候で変動)。
11:30 下山開始 ⇒ 15:30 五合目到着(目安)
無事登頂・下山、お疲れさまでした。
麓には日帰り温泉施設もございますので、ゆっくり疲れを癒してください。
山頂御来光を目指す方(中級者~上級者向け)
20:00 消灯・就寝 ⇒ 1:00頃 起床(目安)
夕食後は翌日に備え、早めに就寝して体を休めましょう。
1:30 山頂へ出発 ⇒ 5:00頃 山頂に到着(目安)
金・土・連休の夜間は山頂を目指す方が多く、山頂直下で渋滞が発生しやすいです。
混雑日ほど、スケジュール表より2~3時間早めの出発を検討してください(安全最優先)。
4:30~5:25 御来光(時期により変動)
山頂での御来光は特別な体験です。体調を最優先に、無理のない行動をお願いいたします。
5:30~6:30 山頂に滞在
6:30 下山開始 ⇒ 10:30 五合目到着(目安)
下山は登り以上に膝へ負担がかかります。早歩きは転倒やけがのリスクが上がるため注意してください。
無事登頂・下山、お疲れさまでした。麓でゆっくり休養ください。
初心者向け:計画時の注意点(重要)
- 高度順応:五合目で1時間程度の休憩+水分補給。頭痛・吐き気が出たら無理をしない。
- 混雑:金土・連休は夜間も渋滞が発生。行程は早め・余裕多めに。
- 体温調整:下界と山の寒暖差が大きい。防寒と雨対策は必須。
- 下山:膝と足首の負担が大きい。ペースを落として確実に。
よくある質問(FAQ)
Q. 五合目には何時に着くのがよいですか?
A. 目安は午前中の到着です。五合目で高度順応(1時間程度)を入れると、その後が安定します。
Q. 初心者は御来光をどこで見るのがおすすめですか?
A. 夜間行動が少ない「鎌岩館で御来光」パターンが、初心者には計画が立てやすい傾向があります。
Q. 高山病が心配です。
A. 休憩・水分補給・無理のないペースが基本です。頭痛・吐き気・めまい等が出た場合は無理をせず、状況により下山を判断してください。
Q. 混雑する曜日や時期はありますか?
A. 金曜夜〜土曜、三連休は混雑しやすく、山頂直下の渋滞が発生することがあります。余裕を持った行程にしてください。
Q. 下山で気を付けることは?
A. 膝への負担が大きく、転倒リスクも上がります。急がず、足元を確かめながら下りましょう。


