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富士山のお話し

富士山の疑問や不思議を、この二人がお話します。 登る前に知ると富士登山が一層楽しくなりますよ!

ハカセハカセ
名前年齢共に不詳 富士山の事にちょっと詳しい。

ふじ君ふじ君
好奇心旺盛な元気な男の子。

自己紹介

ふじ君 「みなさん、はじめましてー。ふじ君です。色んなことに興味のあるお年頃です!」
ハカセ 「皆様、はじめましてじゃな。わしの名は・・・そうじゃな、周りの者は“ハカセ”と呼ぶのう。フォッフォッフォ。」
ふじ君 「ハカセって富士山の事詳しいのに、自分の名前は忘れちゃったんだね・・・・。」
ハカセ 「何を言うか!わしは、隠し事が好きなお年頃なだけじゃ!大体、最近の若いもんは・・・・。」
~中略~
ふじ君 「と、まぁそんなこんなで、僕とハカセが富士山の秘密に迫っちゃおうってコーナーです。」
ハカセ 「はじまりはじまり~じゃな。フォッフォッフォッフォ。」

第一話:富士山ってどのくらい大きいの?

ふじ君 「ハカセ、ハカセー、最初の疑問なんだけど、日本一高い富士山ってどのくらい大きいの?」
ハカセ 「フム、まず富士山の高さじゃが、3776mあるのう。これは世界の火山の中で29番目の大きさなんじゃ。」
ふじ君 「う~ん、地面から空に向かって3,7km・・・・。想像もできないや。」
ハカセ 「フム、それだけじゃないのう。富士山は高さ以外も大きいんじゃ。」
ふじ君 「あ~分かった!直径とかも大きいんだ!」
ハカセ 「フム、その通りじゃ。東西が約39km、南北が約38km、火口の直径ですら約800mもあるというから驚きじゃ。」
ふじ君 「うわ~、さすが日本一。何から何まで大きいんだ・・・。」
ハカセ 「フム、それだけ大きい富士山じゃから、登ってみたくなる気持ちも分かるのう。フォッフォッフォッフォ。」

第二話:富士山って今いくつなの?

ふじ君 「ハカセ、ハカセー、富士山はずっと昔からあるんだよね?」
ハカセ 「フム、ずーーっとずーーーっとずーーーーっと昔からあるのう。」
ふじ君 「てことはだよ、いったい富士山って何歳なの?」
ハカセ 「フム、富士山の年齢じゃな。富士山が火山じゃというのは、知っておるかのう?」
ふじ君 「うん、知ってるよ。」
ハカセ 「フム、それでじゃな、今の富士山は4つの段階の火山によってできたのじゃ。」
ふじ君 「4つの段階の火山???」
ハカセ 「フム、一番古くから活動していたのが“先小御岳火山(センコミタケ火山)”、次に“小御岳火山”、その次に“古富士火山”そして最後に今の富士山の形を作った“新富士火山”という、4つの段階があるのじゃよ。」
ふじ君 「へぇ~、そんなに色んな火山があったんだ。一番古い“先小御岳火山”は何歳なの?」
ハカセ 「フム、“先小御岳火山”はじゃな、数十万年前にできた、としか分かっておらんのじゃ。」
ふじ君 「う~ん、ハッキリしてないんだ。じゃあさ、一番新しい“新富士火山”は何歳なの?」
ハカセ 「フム、“新富士火山”は約一万一千年前から活動しておるのう。」
ふじ君 「うわ~、一万一千歳!!!一番新しいのでも一万一千歳・・・・・。山って長生きなんだね。」
ハカセ 「フム、そうじゃのう。わしも富士山をみならって長生きせねばじゃな。フォッフォッフォッフォ。」

第三話:富士山はなんで富士山って言うの?

ふじ君 「ハカセ、ハカセー、そういえば、なんで富士山は“富士山”って名前なの?」
ハカセ 「フム、富士山の名前かの~。これはじゃな、ハッキリとは分かっておらんのじゃ。」
ふじ君 「えー、ハカセでも分からないの?」
ハカセ 「フム、まずは“フジ”という発音じゃが、これは、アイヌ語で火を意味する“フチ”や、大昔の日本語で斜面や弧を描く様子を表した“フジ”など、他にもいっぱい説があるんじゃ。」
ふじ君 「へぇ~、じゃあさ、漢字の“富士”は最初からこの字だったの?」
ハカセ 「フム、それはちょっと違うようじゃな。じゃが漢字にも諸説あってのう。」
ふじ君 「えー、違う字だったの?じゃあさ、そのいろんな説の中には、どんな字があるの?」
ハカセ 「フム、そうじゃな有名なのは、二つと無いという意味の“不二”や、不老不死を意味する“不死”などこれまたいっぱい説があるんじゃ。他にも雪が絶えないという意味の“不尽”とも聞くが、夏の富士山に雪は無いからのう。フォッフォッフォ。」
ふじ君 「ふ~ん、でも、それが何で今の“富士”って字になったんだろう?」
ハカセ 「フム、それはじゃな、平安時代のころから“富士”という字が多く使われておったようじゃ。きっと色んな字の中から“富士”が残ったんじゃろう。」
ふじ君 「へぇ~、富士山って、当たり前のように“富士山”って思ってたけど、まだまだ謎がいっぱいなんだね。」
ハカセ 「フム、そうじゃな、きっと謎解きのロマンを、残してくれておるんじゃのう。フォッフォッフォッフォ。」

第四話:富士山の神様ってだ~れ?

ふじ君 「ハカセ、ハカセー、今日は、富士山にいる神様のこと教えて~?」
ハカセ 「フム、富士山の神様じゃな。」
ふじ君 「うんうん、女性の神様なんだよね?」
ハカセ 「フム、女性の神様じゃよ。“コノハナサクヤビメノミコト”と呼ばれておる。一般的に漢字では“木花咲耶姫”と書かれておるのう。富士山の頂上に“富士山本宮浅間大社”という神社があるんじゃが、そこには“木花之佐久夜毘売命”と書かれておるがのう。」
ふじ君 「げげげ、なんか難しそうな名前だね。」
ハカセ 「フム、神様の名前はみんなそんなもんじゃぞ。木花咲耶姫の夫である“ニニギノミコト”も“瓊瓊杵尊”じゃからのう。」
ふじ君 「うわ~、見た事もない漢字ばっかりだ・・・。ところで、その“木花咲耶姫”って神様は、どんな神様なの?」
ハカセ 「フム、一般的には“火の神様”として知られておるのう。それ以外にも、かつては活火山じゃった富士山が噴火しないようにと祀られた“水の神様”とも言われておる。」
ふじ君 「へぇ~、花の神様じゃなかったんだ。」
ハカセ 「フム、そうでもないんじゃ。“木花咲耶姫”はとても美しい神様でのう。“桜”の美しさを象徴する神様ともされておるのじゃ。」
ふじ君 「ちゃんと“木の花の神様”でもあるんだね。それにしても、そんなに美人だったんだ。」
ハカセ 「フム、そうじゃのう。“瓊瓊杵尊”は天皇家の祖先でもあるのじゃが、その“瓊瓊杵尊”が、“木花咲耶姫”のあまりの美しさに惹かれて彼女と結婚したんじゃ。」
ふじ君 「ふ~ん、神様も美人には弱かったってわけか~。」
ハカセ 「フム、そうじゃな。天皇家の祖先の神様が“木の花の神様”と結婚したから、人間は“花の様に儚く”命に終わりのあるつまり“寿命”があるようになったとも言われておるのう。フォッフォッフォッフォ。」

第五話:富士山の頂上は山梨県?静岡県?

ふじ君 「ハカセハカセー、富士山って北側が山梨県で、南側が静岡県だよね?」
ハカセ 「フム、おおざっぱに言うと、そうなるのう。」
ふじ君 「じゃあさ、頂上は山梨県?静岡県?どっちなの~?」
ハカセ 「フム、富士山の頂上はじゃな、どちらの県でもないんじゃ。」
ふじ君 「ほへー?どっちの県でもないってどういうこと?」
ハカセ 「フム、前回の話でちらっとじゃが、富士山の頂上に浅間大社があると言ったじゃろう。」
ふじ君 「あ~、うん、“木花咲耶姫”の話のときに、なんか言ってた気がする。」
ハカセ 「フム、その通りじゃ。富士山の頂上はじゃな。その“富士山本宮浅間大社”の境内なんじゃ。」
ふじ君 「えー、ならさ、住所はどうなるの?」
ハカセ 「フム、住所も無いんじゃ。なんせ県名が無いからのう。」
ふじ君 「へぇ~、住所も無いんだ。そんな場所があるんだね。」
ハカセ 「フム、富士山の山頂は人間が所有する土地ではなく、神様の棲む“神域”ってことじゃのう。フォッフォッフォッフォ。」

第六話:富士山にパワースポットがあるって本当?

ふじ君 「ハカセハカセー、パワースポットって知ってる~?」
ハカセ 「フム、エネルギーが集中して存在するという場所のことじゃな。そのパワースポットがどうしたんじゃ?」
ふじ君 「富士山にも、パワースポットがあるって聞いたけど、本当なの~?」
ハカセ 「フム、富士山は富士山自体が、パワースポットじゃからのう。」
ふじ君 「えー、富士山ってパワースポットだったの?」
ハカセ 「フム、富士山は霊山としても、古くから大切にされておるからのう。日本の有名なパワースポットの一つじゃな。」
ふじ君 「あ~!もしかして、神様の話とパワースポットって関係あるの~?」
ハカセ 「フム、そうじゃな、富士山の神様が祀られておる神社が頂上にあったじゃろう。」
ふじ君 「“富士山本宮浅間大社”だよね。」
ハカセ 「フム、その神社も、富士山周辺にある“浅間神社”もパワースポットと言えるじゃろう。」
ふじ君 「へぇ~、やっぱり神様の話と関係あったんだ。じゃあさ、富士山と神社以外に、パワースポットって富士山の近くにはないの~?」
ハカセ 「フム、富士山周辺なら“氷穴”や“風穴”、あと“白糸の滝”が有名なところかのう。」
ふじ君 「うわ~、パワースポットっていっぱいあるんだね。」
ハカセ 「フム、いっぱいあるのう。じゃがな、どこがパワースポットというより、自分で実際行ってみて、“気持ちがいい”とか“リラックスできる”と感じる場所が本当のパワースポットと言えるのかもしれないのう。フォッフォッフォッフォ。」

第七話:富士山は坊主頭?

ふじ君 「ハカセハカセー、富士山って上の方は木が生えてないって本当?」
ハカセ 「フム、本当じゃよ。標高が高い山では“森林限界”というのがあるんじゃよ。」
ふじ君 「“森林限界”??なにそれ?」
ハカセ 「フム、“森林限界”はじゃな、高木が生きることができなくなる“限界高度”のことじゃな。富士山では標高2500メートル付近が“森林限界”の境界線になっておるのう。」
ふじ君 「へぇ~、そんなのがあるんだ。てことは、そこより上には木が生えてないってこと?」
ハカセ 「フム、そうでもないんじゃ。高い木がなくなるだけで、カラマツとかは生えておるぞ。」
ふじ君  「えー、カラマツって普通の木だよね?」
ハカセ 「フム、そうなんじゃが、普通の姿では生えておらんのじゃ。地面をはうようにして生えておるんじゃ。」
ふじ君 「え?なんで??」
ハカセ 「フム、それはじゃな、高いところでは“強風”と“積雪”の影響を強く受けるからなんじゃ。」
ふじ君 「ふ~ん、それで地面に寝そべるようにして生きてるんだね。それが頂上まで続いてるの?」
ハカセ 「フム、そうではないのう。標高約3000メートルを超すとカラマツたちも姿を消してしまうんじゃよ。」
ふじ君 「へぇ~、3000メートル以上になると、木がなくなっちゃうんだ。」
ハカセ 「フム、あとは、草花と苔の世界になるんじゃよ。」
ふじ君 「なんか、富士山って自然がいっぱいって思ってたけど、上の方は厳しい世界なんだね。」
ハカセ 「フム、そうじゃのう。それが自然の厳しさってものなんじゃよ。高い山ほど坊主頭になっておるってことじゃな。フォッフォッフォッフォ。」

あとがき

ふじ君 「ハカセハカセー、そういえば、なんでそんな変なしゃべり方と笑い方なの~?」
ハカセ 「別に変なしゃべり方なんかしておらんじゃろう?」
ふじ君 「えー、だってハカセのしゃべり方は、仙人みたいだよ?見た感じは普通のおじさんなのに。」
ハカセ 「分かっておらんのう。このしゃべり方じゃと、“ハカセ”っぽいじゃろう。」
ふじ君 「そんなテキトーな理由だったの!?でも、ハカセのおかげで富士山をもっと知りたくなったからいっか~。」
ハカセ 「フム、今度は実際に、富士山に登ってみると新しい発見がきっとあるはずじゃぞ。」
ふじ君 「うん!夏休みに富士山に登るのが、すごく楽しみになってきたよー。」
ハカセ 「そうじゃな、富士山に登る事で、自然の素晴らしさを身体と心で感じて、自然を大切にする心を学んでくれると嬉しいのう。」
ふじ君 「うん!楽しんでくるよ!ところで、僕くらいの年齢の子もいっぱい登ってるのかな~?」
ハカセ 「フム、修学旅行で富士山に登る子もおるし、夏休みの自由研究に使うからって、写真を撮ったりしに来る子もおるのう。」
ふじ君 「あ!それは面白そうだね!僕も自由研究それにする!」
ハカセ 「フム、そうかそうか、頑張るんじゃぞ。ただし、撮るのは写真だけで、富士山に生きておる植物とかを実際に取ったりしてはならないんじゃぞ。」
ふじ君 「えー。持って帰っちゃダメなの~?」
ハカセ 「富士山は、“国立公園”じゃからのう。植物を持って帰ることは禁止されておるから、知らずに取ったりしないよう注意が必要なんじゃ。」
ふじ君 「そうだったんだ~。登る前に知っててよかった~。今日は、いっぱい色んなこと教えてくれて、ハカセありがとー!」
ハカセ 「フム、富士山の事で、分からない事や不思議に思った事があったら、何でも聞いてくれれば良いからのう。では、また会う日までじゃな。フォッフォッフォッフォ。」

番外編:鎌岩館ってなぁに?

ふじ君 「ハカセハカセー、僕たちがいるこのサイト“鎌岩館(かまいわかん)”っていうらしいけど、鎌岩館ってなに?」
ハカセ フム、“鎌岩館(かまいわかん)”というのはじゃな、富士山にある“山小屋”の名前なんじゃよ。」
ふじ君 「へぇ~、ところで“山小屋”ってなんのこと?」
ハカセ 「フム、山小屋というのはじゃな、富士山に登る人たちが、宿泊したり、食事をしたりするところのことじゃ。また、いざという時には避難場所にもなる場所じゃよ。」
ふじ君 「そうなんだ~、ところで、鎌岩館ってどこにあるの?」
ハカセ 「フム、そうじゃな、富士山の七合目、そうじゃな、2790メートルになるかのう。」
ふじ君 「うわ~、高いところにあるんだね。じゃあさ、山小屋っていつからあるの?」
ハカセ 「フム、そうじゃな、他の山小屋のことは、あまり知らんのじゃが、鎌岩館はじゃな、150年くらい前からあったようじゃのう。」
ふじ君 「へぇ~、そんなに昔からあるんだね。」
ハカセ 「フム、富士山が、それだけ昔から多くの人々に愛されてきた証拠じゃな。」
ふじ君 「うん!僕も富士山のこと、前よりはずっと好きになった気がする。」
ハカセ 「フム、さて、わしも文字の世界から抜け出して、富士山に登る準備でもするかのう。フォッフォッフォッフォ。」
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